東福岡が九州勢の対決を制し、連覇へ着実な一歩 桐蔭学園との熱い決戦が決定

東福岡が九州勢の対決を制し、連覇へ着実な一歩 桐蔭学園との熱い決戦が決定

全国高校ラグビーの準決勝が、東福岡と佐賀工の激しい対決で幕を閉じました。この試合は注目すべき九州勢同士の初の対戦であり、東福岡が力強いプレースタイルで4トライを前半と後半に記録しました。一方、佐賀工もハーフ団の精度の高いキックを駆使し、序盤に得点を積み重ねましたが、後半は守勢に立たされ、23年ぶりの決勝進出を逃す結果となりました。

東福岡は過去の花園での対戦では4戦全勝を誇り、この試合でも勝利を手にしました。しかし、佐賀工も粘り強いプレーで東福岡を追い詰め、後半に3トライを挙げるなど健闘しましたが、決勝進出には至りませんでした。

一方の準決勝では、桐蔭学園が大阪桐蔭を25―0で圧倒しました。桐蔭学園は堅実なディフェンスと的確な攻撃で、大阪桐蔭を完封しました。これにより、東福岡と桐蔭学園の対戦が決まりました。両校の対戦は、第90回大会以来となります。

東福岡は2大会連続の決勝進出で連覇への意欲を示しました。一方の桐蔭学園も圧倒的な勝利で決勝進出を果たし、大きな注目を集めています。決勝戦は7日に行われます。この激戦の結果、ラグビーの魅力と情熱が全国に広がることでしょう。