SAMURAI BLUEがトルコ代表に4得点を挙げて9月の欧州遠征を2連勝で締めくくりました。

SAMURAI BLUEがトルコ代表に4得点を挙げて9月の欧州遠征を2連勝で締めくくりました。

SAMURAI BLUE(日本代表)は、キリンチャレンジカップ2023でトルコ代表と対戦し、9月12日(火)にベルギーのゲンクで行われた試合で4-2で勝利を収めました。この試合は、ドイツ代表戦に続く2連勝となり、成功した遠征を締めくくりました。

初先発の伊藤敦樹選手(浦和レッズ)が初得点を決め、中村敬斗選手(スタッド・ランス)が2得点を挙げ、後半途中出場の伊東純也選手(スタッド・ランス)もPKを成功させました。

日本代表は、前回のドイツ戦からメンバーを10人変更し、新しい布陣で試合に臨みました。唯一連続出場したのは左サイドバックの伊藤洋輝選手(VfBシュツットガルト)で、センターバックには谷口彰悟選手(アルラヤンSC)と町田浩樹選手(ユニオン・サンジロワーズ)を配置し、右サイドバックには代表デビューを果たした毎熊晟矢選手(セレッソ大阪)を起用しました。ボランチには伊藤敦樹選手と田中碧選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)が入り、2列目には堂安律選手(SCフライブルク)、久保建英選手(レアル・ソシエダ)、中村敬斗選手を起用。1トップには古橋亨梧選手(セルティック)が配置され、GKには中村航輔選手(ポルティモネンセSC)が起用されました。

新しいメンバーの組み合わせにより、試合開始から時間がかかりましたが、15分には先制点を挙げることに成功しました。伊藤敦樹選手が右サイドからの攻撃を牽引し、堂安選手との連携から素晴らしいゴールを決めました。

その後、試合はよりスムーズなプレーに移り、26分には久保選手が堂安選手にアシストし、ゴール前での得点機会を作り出しました。28分には相手ゴールに向かって強烈なシュートを放った久保選手のシュートが相手GKにブロックされましたが、リバウンドを中村敬斗選手が冷静に決め、3点目を追加しました。

前半終了間際、毎熊選手が右サイドからの攻撃を展開し、中村敬斗選手が見事なシュートを決め、3-0というスコアとなりました。

トルコ代表は、EURO2024予選クロアチア戦へ向けて戦力強化を図り、前回のアルメニア戦で引き分けた際に比べて9人の選手を変更しました。ベルトゥー・ユルドゥルム選手、ユスフ・サル選手、イルファン・ジャン・カフベジ選手などが攻撃陣の中心として活躍し、ユルドゥルム選手が12分にシュートを放ち、38分にはDFオヌル・ブルト選手がクロスを供給し、サル選手がゴールを決めました。

前半44分、トルコは左サイドからのFKからDFメルト・ミュルデュル選手がヘッダーでゴールを狙いますが、GK中村選手がブロック。しかし、リバウンドを狙ったDFオザン・カバク選手がゴールを決め、トルコが1点を返しました。

このプレーでGK中村選手が肩を負傷し、交代を余儀なくされ、GKシュミット・ダニエル選手(シントトロイデンVV)が急遽出場しました。その直後、トルコは右CKから攻撃を仕掛け、DFチャーラル・ソユンジュ選手が合わせを試みましたが、シュミット選手が見事に守りました。

前半を3-1で折り返した日本代表は、後半開始から橋岡大樹選手(シントトロイデンVV)、伊東選手、前田大然選手(セルティック)を投入し、攻撃力を高めました。特に伊東選手の活躍が目立ち、彼の右サイドからの攻撃から相手ゴールに迫る場面が続きました。

しかし、トルコ代表も力を発揮し、61分にはユルドゥルム選手がゴールを決め、1点差に迫りました。これに刺激されたトルコは、後半から出場したハカン・チャルハノール選手らが攻撃をかけ、76分にはチャルハノール選手がシュートを放ち、町田選手がCKに逃れました。

しかし、日本代表はCKからの流れで伊東選手が相手DFに倒され、PKを獲得。78分に伊東選手自らがPKを成功させ、4-2というスコアとなりました。伊東選手は3試合連続でゴールを決める活躍を見せました。