イチロー氏(50)がYouTubeの「パワプロ・プロスピ公式チャンネル」に出演し、野球ゲーム「パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード」とのコラボについて語りました。このコラボを通じて、“監督イチロー”としての視点や高校時代のエピソードに触れました。
イチロー氏は動画の中で、自分が“天才”だったかどうかという質問に対し、高校時代について考えると、自分だけを見ていれば天才に見えるかもしれないと述べました。ただし、自分の練習量を振り返り、「全然練習してないんだもん」とコメントしました。そして、自分が小学生の頃の練習量を見ていれば、誰よりも練習していたという点を強調し、「その練習量を見ていると、天才とは言えないだろうね」と語りました。特に、高校時代だけを見ていると、そう思う人もいるだろうと述べました。
また、イチロー氏は、“天才”と考えるプロ野球選手について問われると、落合博満氏の名前を挙げました。落合氏は現役時代に3度の三冠王を獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた実績を持つ人物です。イチロー氏は、落合氏の打撃フォームに注目し、「あの構えをするだけで天才でしょ」とコメント。打撃フォームに関して、「ボールの軌道にバットを入れていく。この時間が長いというのが、僕と(落合さん)の共通点だと思う」と述べました。