スラ代表の重賞を斬るっ!~2022京成杯 日経新春杯

今年も大舞台に向けてのレースが始まります!

金杯、そして恒例の3日間開催を終えて、今年もいよいよ春のクラシックやG1に向けてのレースが始まっていきます。今週は中山で皐月賞に向けての京成杯、そして中京では大阪杯を見据えたハンデ戦、日経新春杯が開催されます。小倉での開催もスタートして、競馬も通常に戻ってくるでしょう。

相変わらず寒さが厳しく、各陣営の馬の仕上げが難しく、状態の見極めは重要になりますが、調教情報やパドックなどに注意して選んでいきたい所ですね。

皐月賞には直結しない?

まずは京成杯を見ていきますが、毎年このレースは本番の皐月賞には繋がらないことが多いです。この寒い時期ということと、ローテーション的にもう少し後に走った方が本番で好走しやすいという事があるのだと思います。

やはり中山での実績がある馬が人気しやすいですが、この時期だと1勝馬が締める割合も多く、予想は少し難解になりますね。

何度も書いてはいますが、1勝馬を見極める場合、先行粘り込みで勝った馬よりも確実に脚を使って勝っている馬を選ぶのが理想です。先行しているのにレース上りが1位の馬などは、もちろん高評価になります。

有力候補は…?

今年は登録馬が17頭と多く、抜けて強い馬が見当たらないために混戦模様で、どの馬にもチャンスがあると言えます。

少し間隔が開いているのが心配ですが、新潟2歳ステークスで2着に入ったアライバルは良い差し脚をもっていますね。中山に強いハービンジャー産駒でもあり、前走は朝日杯2着のセリフォスに良く食らいついていました。血統的にも2000メートルまでなら走れそうで、メンバー的にも楽な印象です。

次いで安定した成績を持っているのが東スポ杯で3着したテンダンスと、エリカ賞で2着のヴェールランス。この2頭は新馬戦で対決していて、そこではヴェールランスが勝ちました。2頭ともに切れる脚は持っていませんが、長く良い脚を使います。

ヴェールランスはキタサンブラック産駒で、中山コースのイメージにピタリとハマります。そしてテンダンスも中山コースに強いパワータイプのジャスタウェイ産駒で、この寒い時期の芝には合っています。

少し穴っぽいところで挙げると、前走中山の未勝利戦で勝ち上がったロジハービンと、東京開催の百日草特別を惜しくも2着したホウオウプレミアでしょうか。2頭共に負けたレースはスローでの差しが届かなかったもので、重賞の速めの流れは逆に向いている可能性があります。

さしあたって6頭候補を挙げてみましたが、今年は概ねこの6頭までが有力となると考えています。

大阪杯も視野に入れたレース

さて、次は春に行われるG1大阪杯にも繋がっていく日経新春杯を見ていきます。このレースはハンデ戦ですが、そこまで気にするほどの差は出ないレースです。この時期にしては比較的強い馬が出てくる傾向の高いレースで、軽ハンデ馬の1発を狙うのはあまり上手くない買い方です。

ポイントはやはり今年も中京開催なため2200メートルという距離で開催されるという事でしょうか。京都競馬場の2400メートルとなると差しが利くようなレースにもなりますが、中京の2200だと前目につけて運べる馬が圧倒的に有利です。加えて2回の坂越えがあるので、坂に強い馬を選ぶのもポイントになります。

中京実績はどうなの?

もちろん中京という特殊な舞台なため実績は必要ですが、阪神コースや東京コースでの成績がある馬も悪くなく、馬の強さを考えていくだけで、そこまで拘る必要もないと考えます。

登録メンバーの中で実績から考えると、ステラヴェローチェ、クラヴェル、フライライクバードの3頭はすぐに候補になるでしょう。ですが、この3頭に共通することはイマイチ決め手に欠けるところがあり、なかなか勝ちきれていないという所でしょうか。ステラヴェローチェに関しては、決め手そのものは確かですが、いかんせん後ろからの競馬になりがちで、ローテーション的にも厳しいものがあります。

なので、この3頭を中心に考えつつ、一発ありそうな馬を探してみるのも面白いかもしれません。

一発と言っても?

中京コースの長距離は前目につける馬が有利ではありますが、時として差し決着になる事があります。馬場状態が読み辛い時に多いですが、冬の寒い時期は特にそういった傾向があります。差しで決まると高配当になりそうなメンバーですが、なかなかレベルの高い馬が見当たらないのも事実です。

この中では去年のクラシックを賑わせたヨーホーレイクが一番手でしょうか。なかなかの差し脚をもっていますが、そこまで速い上がりを出せずに勝ちきれないこともある馬です。中京のようなラストに急な坂があるコースの方が、終いを生かせる競馬が出来ます。川田騎手の騎乗なので、そこまでの穴になるとは考え辛いですが、人気の盲点になるようなら一考してもよいと思います。

そしてさらに穴っぽいところを探すとなると、エフェクトオンが可能性としてはあるかもしれません。ディープインパクト産駒の割には長い距離を中心に使われていて、坂のあるコースも苦にしません。なにしろハマった時の差し脚は、さすがディープインパクト産駒!と言えるような強烈なもので、他の馬よりも、1~2秒速い上がりを叩き出します。今回のような冬場の競馬だけに、荒れる可能性も考慮するなら面白い1頭だと考えています。

好調教馬を探します。

厳寒期は、暖かい時よりも身体が硬くなるため、調教の動きはより重要になってきます。もちろん馬という生き物そのものは冬にも対応しますが、体質や筋肉の質もあり、やはり「動ける」ことは重要になってきます。

今週は各レースで2頭ずつ良く見えた馬を挙げておきます。

京成杯

まだ調教でも荒削りな走りが多いメンバー。そのなかでも良いのがテンダンスホウオウプレミア。ホウオウプレミアは併せ馬で遅れと新聞では書いてあると思いますが、自身の走りは気合い面も力強さも抜群で、デキはかなり良さそうです。テンダンスは雪の残る栗東の坂路コースを好タイムで駆け上がっていて、パフォーマンスはかなり高いです。

日経新春杯

こちらは思ったよりも各馬の動きが良く、調教では目移りするくらいデキが良い馬が多いです。なかなか迷いますが、マイネルウィルトスフライライクバードの2頭を挙げます。どちらとも力強さがあり、特にフライライクバードは、コースを這うように走っていて、かなりの動きをしています。ステラヴェローチェのデキも悪くないだけに、あまり穴っぽいところを狙わない方がいいかもしれませんね。

それでは今週も全馬無事に走って欲しいですね!