もくじ
桜が咲くのが待ち遠しい時期に
3月も半ばに入り、そろそろ桜の咲くころです。競馬も春の大レースに向けてトライアルや前哨戦が続々とスタートしています。
今週は20日の土曜日に中京競馬場でNHKマイルカップにつながるファルコンステークス、中山では春の牝馬クラシックにつながるフラワーカップが開催されます。
21日の日曜日は、伝統の1戦阪神大賞典が阪神で、そして皐月賞トライアルのスプリングステークスが中山競馬場で開催されます。
フジテレビ賞 スプリングステークス
チーム赤鉛筆は、牡馬クラシックを占う重要なスプリングステークスに焦点を絞って今週は予想見解を発信していきます!
ダノンザキッド1強ムードではなくなり、混戦の可能性も出てきた皐月賞。それゆえにこのスプリングステークスの重要度は高くなってきています。
登録馬は多いですが、有力馬を含めピックアップして紹介していきます!
イルーシヴパンサー
アスター賞、フリージア賞と惜しい競馬が続いています。長めの脚を使う馬で決め手に欠けるところがありますが、前走はプラス24キロとまだまだ成長する可能性を秘めています。
ヴィクティファルス
新馬戦から挑んだ共同通信杯は2着と健闘し、クラシック出走に向けて登録してきました。間隔が詰まっているため厳しいですが、前目からの粘りは中山でも通用する内容でした。
ヴィゴーレ
ホープフルステークスを惨敗しましたが、前走はキッチリと立て直して勝ちきりました。先行するよりも脚を溜めたほうが良いタイプなので、レースの流れは重要になってきます。
ヴェイルネビュラ
中山マイルのジュニアカップを勝って登録しています。ジュニアカップのレベルはそこまで高くはないですが、多少の余裕残しで差しきった脚力は、このメンバーの中でも遜色はないと考えます。
ボーデン
新馬戦こそ素質馬に惜敗しましたが、未勝利戦を楽勝。能力の高さを示しました。中山でも走りに問題はなく、競馬センスの高さもあり、このメンバーの中でも有力な1頭と見ています。
ランドオブリバティ
気性の甘さでなかなか実力を出しきれない素質馬です。中山の芙蓉ステークスでレベルの高い走りをしているので今回も有力ですが、短期間での気性の成長を望むのは少し厳しいです。
レインフロムへヴン
間隔の短かった東スポ杯は参考外で、休み明けの前走のフリージア賞はしっかりと勝ちきっています。叩き2戦目で更に調子を上げてくる可能性もあり、今回も有力な1頭です。
ロードトゥフェイム
不良馬場の若竹賞を見事に差しきって、その脚力の高さを示しました。中山競馬場を得意としていますが、時計の速い馬場は未知な部分があり、良馬場の開催であれば厳しいかもしれません。

🔰オススメの買い方
今年のスプリングステークスの出走メンバーはかなり混戦模様で、ちょっとしたレースの流れや馬場状態で順位が変わりそうな面子。その中でもキャリアからレベルの高いレースをしている馬を選んで馬券の構築をしていくのが無難だと考えます。
やはりこの中では、中山競馬場で強い立ち回りを見せているランドオブリバティが中心になると思います。前走は気性の甘さを差し引いても、追い込み辛い中京競馬場で3着とそれなりの結果を残しています。今回は得意な中山競馬場になり、先行する可能性も高く、まともに走ってしまえばこの馬が1着だと考えます。
ですが、ランドオブリバティの気性の成長を期待するには少し間隔が短く、他の有力馬も考えておく必要はあります。
中山での出走がありませんが、脚質的に向きそうなレインフロムへヴンや、差し脚堅実なヴェイルネビュラやヴィゴーレは成長力にも期待できます。
そこまで人気にならないのであれば、ボーデンを穴として狙うのも面白いと思います。新馬戦で勝った馬はその後に重賞で人気になって負けていますが、この馬自信は未勝利戦を楽勝し、能力の高さを見せています。
馬場が悪くなった時はロードトゥフェイムに穴の期待が出来ると考えています。不良馬場の若竹賞の追い込みは1頭抜けていて、道悪にはかなりの適性があります。