赤鉛筆とお馬さん特別編!有馬記念で負けた?取り戻すぞ!東京大賞典!

伏兵が2着に突っ込む!~有馬記念

日曜日に行われた有馬記念では、伏兵に見られていたサラキアが、2着に突っ込む小波乱でした。

なぜ?3着で良くね?という声の叫びが日本全国から聞こえてくるようでしたね。

本命視していた人が多かったフィエールマンが3着に敗れたため、馬券を外し、悔しい思いをした人も多かったでしょう(自分も)

有馬記念は馬券に拘らずに好きな馬から買え!とか言ってたクセに、人間とは本当に勝手な生き物です。

しかし!

まだ諦めてはいけません。今週の29日の火曜日に、大井競馬場で最後のG1(JG1)レースの東京大賞典競走が行われます。

JRAのPATを持ってれば、このレースも買えますぞ!

ですので、今回は特別編として、この東京大賞典について書いてみたいと思います。

大井競馬場について

東京大賞典が行われる舞台は、東京の大井町にある大井競馬場です。地方競馬の南関東4競馬場のひとつです。

コースの特徴としては、陸上競技場のようなトラックコースで、中央のコースよりかは狭く、コーナーも少しきつめになります。

良く言われる砂質と砂厚ですが、実際は中央の東京競馬場とほとんど変わりがなく、大井競馬場のほうがタイムが出ないのは、競馬場の構造上の違いにあります。地方の競馬場はひとたび雨が降ると水捌けの関係でしばらくは馬場が重い状態になります。それだけ砂の下の内部の構造が違うんですね。

起伏がなく平坦なコースで、単純に外枠に入った馬よりも、内枠に入った馬のほうが有利になるところから、内の砂を深くすることによって調節しています。

なるか、3連覇!

次に出走馬について、有力所を中心に書いてみます。

やはり最も勝ちに近いのは、今回の東京大賞典で3連覇が懸かっている

オメガパフュームでしょう。

そのダート馬とは思えないスマートな体型から繰り出すパワーとスピードで、大井競馬場のコースを最も得意として活躍しています。

今年の夏と秋に行われた帝王賞、JBCクラシックも今回と同じ条件で、そこではクリソベリルの2着、中央競馬最高のダートのレースのチャンピオンズカップに勝っているチュウワウィザードには2回とも先着しています。

先に述べたように馬体重が軽く、他のダート馬よりもパワーの面で劣るので、この大井競馬場のような坂のないコースで無類の強さを発揮します。

今回のメンバーを見渡すと、この東京大賞典に初めて出走する馬も多く、反対に同じ顔ぶれのメンバーには負ける要素は、まずないと見ます。

倒せオメガパフューム!

上に述べたようにオメガパフュームの強さが絶対ですので、それに迫る、もしくは少しでも倒す可能性のある馬を考えていきます。

ダノンファラオ

スタートの瞬発力とスピードに長けていて、先行押しきりを狙うタイプです。ただその脚質から他馬の良い目標になってしまいがちな面があります。1番の魅力は、3歳という若さからの成長力で、今回もさらなる成長は見込めます。同形との兼ね合いもあり、今回も1着に残るのは厳しいですが、上手く番手で折り合えれば3着には粘れると思います。

モジアナフレイバー

浦和所属の馬です。去年のこのレースに3着しており、他の馬よりも勝ちたいという思い入れは強いと思います。大きく崩れることの少ない成績が魅力ですが、強い所と当たると、今一歩その実力が足りない印象を受けます。今年は3着を2回続けての臨戦で、馬のピークをここに持ってきている可能性が高いです。ゆえに、オメガパフュームに勝てるかは微妙ですが、無理に勝ちに行かず自分の競馬をすれば、上位にくる可能性は高いです。

カジノフォンテン

こちらは船橋所属の馬です。この馬もスピード能力に長けていて、前から押しきりを狙います。馬群からも競馬が出来ますが、あまり良い成績がないため、今回も先行すると見ます。距離としては2000メートルはギリギリ、やや長い印象ですので、ペースを押さえられるかどうかも重要です。ダノンファラオもいるため難しいですが、思いきったハイペースの逃げを狙ってくる可能性も高く、全体の流れを握る重要な1頭です。が、この大舞台で逃げ切る実力にはまだ達してはいないとも思います。

ノンコノユメ

大井所属ですが、かつてはJRAに所属していて、フェブラリーSを勝った実力馬です。多少の衰えは感じますが、まだまだあのカミソリのようなキレ脚は健在です。今回のレースは先行して速いペースを作ってくれる馬がいるので、この馬には向く流れです。年齢を重ねて、以前のマイルのイメージから2000メートルくらいの距離が向くようになっています。狙い通りのハイペースになれば、オメガパフュームを倒して2回目の夢が現実になるかもしれません。

ウェスタールンド

JRA所属の馬です。なんと言ってもその脚質から繰り出す末脚が魅力で小回りのコースも合っています。上にあげたノンコノユメと同じく、今回は展開が向きそうで、あまりオメガパフュームを意識しなければ、上位が有力と見ます。課題としては大井競馬場は初めてのコースですので、鞍上の藤岡騎手の乗り方に注目が集まります。

ミューチャリー

船橋所属の馬です。どちらかというと、マイル寄りの距離で成績を残していますが、同じ大井の舞台でも勝ち鞍はあります。良のダートよりかは、濡れたスピードの出る馬場のほうが得意な傾向なので、当日の天気は重要になってきます。スローペースになり、前を捉える瞬発力勝負になれば出番はありそうですが、今回のような前が飛ばす展開だと、厳しい印象はあります。

ハナズレジェンド

JRA所属の馬で、今回の一番の惑星です。中央で48戦ものレースで芝を使ってきましたが、前走のカノープスSで初めてダートに出走、見事な勝利を飾りました。戦った相手は弱いかもしれませんが、外枠から一気に追い込んでの鬼脚には魅力と可能性を感じます。ダート2戦目という条件でいきなりの大一番は正直酷ですが、ペースも向く今回は、無欲の1発の可能性を秘めています。

展開、レース考察

単純な強さの考察としては、オメガパフュームが抜けているのは間違いないとしても、それに続く馬は混戦模様です。ウェスタールンドとダノンファラオは有力ですが、どちらも脚質が極端で、ペースに左右される所が大きいです。安定した成績のあるモジアナフレイバーもJG1ではいまひとつ実力が足らず、信頼するには乏しいです。ペースを考えて予想をするのは予想の根幹としてあまり上手くないですが、前から引っ張る馬が2頭いるので、今回はその辺りから考察していきます。

前からいくダノンファラオ、カジノフォンテンが速いので、例年よりも隊列は縦長になると思います。おそらくスタートは競って行ってしまうのでハイペースになる事が予想されます。それを好位置で構えるオメガパフュームが捉えに行くのが展開として一番可能性が高いと思います。

オメガパフュームと同じような位置からでは、おそらく脚が上がってしまい、最後まで持たない可能性が高いので、狙いとしてはそれよりも後ろで構える馬になります。

大井競馬場は初めてでも小回りコースが得意なウェスタールンド、差し脚が堅実なノンコノユメ、じっくりと自分の競馬に徹すればモジアナフレイバー、この3頭が有力でしょうか。ハナズレジェンドは脚質から向きそうですが、ダート2走目で東京大賞典はさすがに荷が勝ちすぎています。オッズとの兼ね合いで高配当が狙えるのならば入れておきたい1頭ですが、そこまでの期待をするのは少し酷です。

もうひとつの展開予想として、ダノンファラオの逃げに対し、カジノフォンテンが番手で控え、あっさりと隊列が決まってしまうパターンがあります。この場合はダノンファラオの残り目もあり、好位で構えている組にもチャンスが出てきます。まさしく混戦になるパターンです。

そんな中でも瞬発力では劣らないミューチャリーや、捲りも出来るウェスタールンド、好位でも競馬が出来るモジアナフレイバーは有力になってくると思います。

総合的に見ると、ウェスタールンド、モジアナフレイバーはどちらの展開でも好走する可能性があり、馬券の対象として考えるならこの2頭は押さえたい所でしょうか。


オメガパフュームに夢を託すのも良いですが、今年最後のJG1ですので、悔いのないような馬券勝負をしていきたいですね