スラ代表のG1を斬るっ! ~vol.1 2020秋華賞

今週は第25回秋華賞です!

秋も徐々に深まり、そろそろおでんなど、温かい食べ物が恋しくなる陽気になってきましたね。

競馬界ではいよいよ今週の日曜日に牝馬クラシック3冠レースラストの秋華賞が京都競馬場で行われます。

注目を集めているのは、無敗でオークスを制したデアリングタクト。このレースを勝てば、史上初の無敗の3冠牝馬が誕生します。

🔰この記事では馬券を買い慣れない人や初心者のために、少しだけ秋華賞の解説と見解を書きたいと思います。
(馬券の購入は自己責任です)

デアリングタクトって本当に強いの?

できれば高配当の馬券を当てて、懐もあたたかくしたい所なのはみんな同じだと思います。ですが1番人気からでは高配当は難しいでしょう。ですので、おそらく1番人気になるであろう、デアリングタクトについて考察してみましょう。

デビューから無傷の4連勝でオークスを勝ってしまいました。その4走のうち2着に最も大きな着差を着けたのが、2月に京都で行われたリステッド競走のエルフィンステークス。そこでは0.7の差をつけて勝利しましたが、やはり一番強いと思わせたのは前走のオークスではないでしょうか。

前残りのレースが続くなか、先行したウインの2頭に対して中段後ろから勝負をしかけたデアリングタクト。

そして最後はこれでもか、というくらい進路がなくなってからの捌いて捌いての差し込み。

この勝ち方は単純な脚力だけではなく、強靭な精神力も兼ね備えていなくては出来ない事だと思います。

そしてその精神力が最も表れたのが重馬場で行われた桜花賞。
回りの馬が走りあぐねているなか、ただ1頭別格の差し脚で追い込んできました。しかも普通は重馬場なら届かないような位置からです。
この事から考えても悪条件を走り抜くような心の強さは間違いなく出走メンバーの中で1番です。

今週末は少し天気も悪いようで、条件もこの馬に味方しそうですね。

総合的に考えてやはり勝利に一番近いのはこのデアリングタクトだと思います。

何とか対抗できそうな馬は…

まず、前哨戦(トライアルレース)から考察します。
例年相性のいいローズステークスですが、今年は中京競馬場で行われており、あまり参考にならないと見ています。何故なら中京コースはかなり特殊なコースになっており、その特徴として小回りの上狭いという点が挙げられます。
さらに、京都コースとは反対の左回りで、尚且つゴール前の急坂も京都コースとはかなり違う点です。
ですので、ローズステークスの過去のデータから勝馬を引き出すのは非常に危険な可能性が高いと思われます。

ローズステークスから推奨できる馬

レース展開から考察して、勝馬のリアアメリアは、先行して唯一残った一頭であり、2着にも0.3の差をつけて押し切っています。京都コースの実績がありませんが、このレースの中では頭一つ抜けた実力を持っていると思います。
もまれたときに春先の気性の甘さが出る可能性もありますが、前からの粘り込みで、デアリングタクトを封じ込める可能性はあります。

もう一頭このレースから挙げるとすれば、2着に入ったムジカです。
人気薄で好走しましたが、過去のレースを見ると10戦中8回上がり最速を叩き出しています。コースと条件が微妙に違う中でのこの走りはローズステークスでの2着が実力であった事を証明しています。
秋華賞の枠順も、先行馬がキレイに内外に分かれていて、ペースが速くなりそうな並び。デアリングタクトも差し馬なので、勝ち切るのは難しいかもしれませんが、この馬が上位に入ってきても何らおかしくはありません。

紫苑ステークスはどうか?

今年の紫苑ステークスは、稍重の前残りの展開でしたので、レースそのものがあまり評価できません。
その中で道中16番手から差してきたウインマイティーは、唯一評価できる一頭でしょう。内でじっくり脚を溜めたマジックキャッスルに対し、こちらは終始外。この内容で最後勝馬から0.3差なら、休み明けということも考えると強い競馬をしています。京都コースにも実績があり、上位を狙える1頭だと思います。

その他では?

夕月特別を勝ったソフトフルートが挙げられます。前走は相手に恵まれたキライがありますが、内ピッタリを回っての機動力と競馬センスの良さは、京都コースでの好走の可能性を示唆します。実際に春に京都競馬場で行われた矢車賞も勝っておりそれを証明しています。ですが、この馬は完全な良馬場が良い傾向があるので、今週の天気次第では残念な結果になるかもしれません。

あえてもう一頭挙げるとすれば、アブレイズという馬。
この馬は完全に穴馬になります。
デビューからの2戦は右回りで、フラワーカップではラスト左手前に変えてからスムーズな伸びで押切りました。
左回りではラストの走りが安定せず負けてしまっているだけに、このことはプラスに働くのは間違いない所。
ですが、ベストの走りが出来たとしても(仮に左回りのレースで、レースタイムを1秒詰めたと考えても、1着にならない計算)今までの着差を考えると上位は厳しい計算になるので信頼するにはすこし足りません。

予想は幅広く

今年は春のオークスからの直行組も多く、成長度が未知数な馬もいます。
デアリングタクト中心で間違いないですが、相手を絞るのは少し難解です。
直前の場体重や当日の馬場傾向も考慮しながら幅広い勝負をするのが良いと思います。

好調教馬をご紹介!

今週も代表のスラが、素人目ではありますが調教でよく見えた馬を紹介します。

基本タイムより動き迫力重視です。

リアアメリア ★★★★★

長い距離を馬なりでスピード感満点の走り。身体も上手く使えており、ラストに気合いをつけられるとスムーズな加速。前回のローズステークスよりも状態は上向いており、今回はかなり期待出来そうです。

ホウオウピースフル ★★★★

最終追いはダートコースですが、短い距離を集中して力強い走り。スピードも最後まで保っており、こちらは美浦での調教ですが、陣営の工夫が見られ、それがプラスに働く可能性も高いと思います。

ウインマリリン ★★★★

長めの距離を集中してスピード、脚の回転も素晴らしい走りです。少し強めに追われてはいますが、休み明けの心配をする必要はありません。秋華賞は栗東調教が基本ですが、美浦ではこの馬が一番です。

今回は以上の3頭です。栗東の坂路で追った馬たちはタイムこそ出していませんが、まずまずの動き、注目のデアリングタクトも動きのキレや気合いは良く、タイムには現れない良さがあります。


最後に

デアリングタクトも順調に調整されており、今週末は歴史的な快挙を目の当たりに出来るかもしれません。ですが、なにが起きるか分からないのも競馬。しっかりとこのレースを目に焼き付けて、歴史の語り手になりたいものです。

また、馬券のほうもしっかりと当てて次の菊花賞に繋げていきましょう!

今週もレースが楽しみですね!