レイカーズはクリッパーズに通算11連敗 西5位に浮上できず8位ペリカンズと同率 八村は4得点

レイカーズはクリッパーズに通算11連敗 西5位に浮上できず8位ペリカンズと同率 八村は4得点

西地区全体7位のレイカーズは5日、ロード扱いとなったロサンゼルスで6位のクリッパーズと対戦したが118―125(前半52―71)で敗れて41勝39敗。第3Q序盤で最大24点差のビハインドとなりながら第4Qの終了間際に7点差まで詰め寄ったものの、連勝は4でストップした。

 クリッパーズに対しては2020年7月30日に103―101で勝って以来白星がなく、通算で11連敗。この日勝っていれば無条件でプレーオフに進出できる5位にまで順位を上げることができたが、リードしたのは第1Qの18秒

間だけで、グリズリーズを延長の末に下した8位ペリカンズと同率になった。

 前半3得点だったレブロン・ジェームズ(38)が両軍最多の33得点と8リバウンド、7アシストをマーク。アンソニー・デービス(29)は17得点と11リバウンド、オースティン・リバース(24)は20得点、ディアンジェロ・ラッセル(27)は15得点と7アシストを稼いだものの、試合は終始クリッパーズが支配する形となった。

 ここ2試合連続で2ケタ得点をマークしていた八村塁(25)は17分の出場で4得点と3リバウンド。唯一のフィールドゴール(FG)成功はラッセルが外したシュートをゴール下でティップした1本だけで、後半は無得点だった。出場時間帯のチームスコアはマイナス14。今季の個人成績はウィザーズでの30試合が平均13・0得点、4・3リバウンドで3点シュートの成功率は33・7%で、レイカーズでの31試合では9・5得点、4・7リバウンド、31・3%となった。

レイカーズはペリカンズに対しては今季3勝1敗で同率ならば上位。残り2試合の相手はレイカーズがサンズとジャズ、ペリカンズはニックスとティンバーウルブスとなっている。

 勝ったホーム扱いのクリッパーズは3試合ぶりの白星で42勝38敗。同率ながらウォリアーズをかわして西地区全体の6位から5位に再浮上した。

 クリッパーズではポール・ジョージ(32)が膝の故障でチームを離脱しているが、この日はカワイ・レナード(31)が25得点、ベンチから出たノーマン・パウエル(29)がフリースロー10本すべて成功させて27得点。今季途中でレイカーズからジャズにトレードされ、早期解約で退団したあとにクリッパーズと契約したラッセル・ウエストブルック(34)は2シーズン在籍した古巣相手に21分の出場で14得点を稼いだ。

 なおグリズリーズが敗れたために西地区ではナゲッツの第1シードが確定している。